埼玉県川越市、大宮市、ふじみ野市(県南部地域)を主なエリアとして、
埼玉県全域・東京都(島嶼は除く)・神奈川県・千葉県・茨城県・群馬県・栃木県全域
※緊急対応は、埼玉県南部地域(地図のピンク上の部分)に限らせていただきます。
私たちのモットーは“Never give up!”
どんな困難な漏水調査の依頼も解決します
ここでは原因追究が不可能であった調査の事例を報告します
ご依頼主は、都心の築15年のテナントビルのオーナー様
半年ほど前から1階・2階の店舗の数カ所の原因不明の漏水被害に悩まされ困っていらっしゃるとのこと。
3社に調査してもらうが原因追究できず、我々に調査依頼をいただいた。
Step1
事前にビルの図面をいただき屋上防水、外壁、給水・給湯・排水管の検討を行うと、増改築を繰り返していて複雑な構造になっていることが判明!
我々はその中でも3階から7階の店舗の給水・給湯・排水設備に原因があると推測し、それに対応する調査方法の検討、事前準備を入念に行った。
Step2
いよいよ調査開始!まず、該当店舗の漏水状況を確認し、店内の給水・給湯管に水圧テストを行うが漏れは無い
その後、3階から7階全ての給水・給湯管も同様に行うが漏れは確認できず・・・
Step3
続いて漏水箇所に滞留している水を特殊な方法で色づけし流れを確認しようとしたが、目視、ファイバースコープで確認できず・・・
1日目は原因を発見できずに終わった。
Step4
2度目の調査を行う。今回は1階から7階全ての店舗の給水・給湯管内の残留塩素の測定、再水圧テストを行うと原因は3階店舗内に絞られた。そこで、排水管色水調査を再び行うと共に赤外線カメラによる温度調査を行うが漏水箇所は確認出来ず・・・
Step5
さらに、排水桝、配管内を内視鏡カメラでの調査、排水桝留め水(色水)調査を行うが、漏水箇所は確認できず・・・
2日目も原因を追究できずに終わった。
Step6
3度目、今回で原因を追究すると決意も新たに調査に臨んだ!
該当店舗の床下の配管・配線の場所をコクリート探知機で確認し、点検口を設け床下に入り、全体の状態を隈なく調査した。
水が滞留している箇所の四方を着色し一定時間放置したが、水の流れは確認できず・・・
Step7
その後、ターゲットを1ケ所に絞り込み、そこに滞留している水をバキュームと給水シートを使い全て取り除き、各排水口より色づけした水を流し、出てくる箇所を確認しようとしたが、色水の確認はできず・・・だが、複雑な構造のため翌日に色水が出てくることを期待して帰途についた。
Step8
そこでどのような経路でその場所に水が出現したかの細かな検証を行うため、改めて前回と違う色水を排水しバキュームで水を吸いだした。
しかし、すぐには確認できず・・・
Step9
バキュームし続けること3時間30分・・・色水の出現が確認できた箇所からかすかに色水が流出し、時間が経つにつれどんどん濃い色へと変化していることが確認できた!
今回の漏水の原因は、該当店舗内での増改築や設備の劣化、地震等の揺れによる衝撃が排水管に損傷を与え、そこから漏水が発生したことが判明した。
決してあきらめない我々の努力が実を結んだ!!